木も人と同じように長く生きていると様々な生き抜いた痕(写真：木に現れる様々な特徴）が残ります。

皆さんがよく見るのは「木目」や「節」などではないでしょうか。

そのように道具として製品を作ると、本来、木ならではの部分があるが故に製品として販売できない物もあります。
例えば、よく見る「節」。これは枝が伸びた痕なのですが、死節（しにぶし）と言われる節は、本体と一体化していない為、その部分の強度が弱くなり触るとぽろっと落ちたりします。
逆に一体化した生節（いきぶし）という場合もあります。こちらは一体化しているので問題ありません。

しかし、上記のように分かりやすい時はいいのですが、「この木目は特徴的で好みの方が分かれるな、道具として使って頂くことに問題はないのにな・・・」という場合もよく起こります。

実物を見て説明して見て気に入った製品をご購入いただくのが一番ですが、なかなかそうもいきません。

そこで、１つ１つ、その木の特徴を説明して写真を見ながらご理解いただく販売方法にして、そして、その特長を気に入った方に使って頂くのはいいのではと考えました。

そうして、実験的な事ではありますが「個性の見える15cc」として販売する事に決めました。

※現品限りの販売となります。返品交換は承れませんのでご了承ください。

株式会社　飛騨の森でクマは踊るさんからの記事
「フシ」ってどうしてできるの？木目の性質・組織構成に迫るに、節や木目に現れる表情について詳しい説明がございます。

一度ご覧いただくと、より深く木の事を知ることができます。